カレーの作り置きで食中毒?原因や起きやすい料理は?症状や予防法も

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こんにちは 永希(とき)です。

煮込み料理って、料理直後に食べるより、一晩寝かせて食べた時の方が美味しく感じることがあります。

一晩寝かせることで、味がより食材に染み込んだり、熟成したりします。

でも、寝かせ方をひとつ間違えると、食中毒になるみたい。

気を付けないといけませんね。

どうして食中毒になるのか?ちょっと調べてみました。

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一晩寝かせるカレーの作り置きで食中毒の原因は?

3月8日に東京・世田谷区の私立幼稚園で食中毒が発生しました。

保健所が調べたところ、カレーが原因と断定。

原因は、教職員と園児が職員室で2つの大きな鍋を作り、そのままの状態で一晩常温で保存。

食べる直前に再加熱したとのこと。

「年長組を送る会」でのことでした。

先生がたは、より美味しく仕上げようと一晩寝かせたのかもしれませんね。

3月はまだ気温が低いので、食中毒になるほどカレーが痛むと先生方も思わなかったのかも。

でも、気温は関係ないようです。

食中毒の原因は、食中毒を引き起こす「ウェルシュ菌」でした。

聞きなれない名前ですよね。

「ウェルシュ菌」とは?

人や動物の腸管内、土壌、水中、食品または塵垢など自然界に広く分布しています。
ボツリヌスと同じ酸素を嫌う嫌気性菌です。
健康な人の便からも検出され、その保菌率は食生活や生活環境によって異なります。
また年齢による差も認められ、青壮年よりも高齢者のほうが高い傾向があります。
食品では、食肉(牛、豚、鶏肉など)の汚染が高いようです。
出典:食品安全委員会ホームページ https://www.fsc.go.jp/



野菜などにも付着しているそうです。

「ウェルシュ菌」で食中毒になる原因は?

「ウェルシュ菌」の食中毒はおもに、耐熱性芽胞(100℃で1~6時間でも生残)を作る菌によって起こります。

したがって、加熱調理で他の細菌が死滅しても「ウェルシュ菌」の耐熱性の芽胞は生き残ります。

「加熱済食品は安心」という考えが「ウェルシュ菌」による食中毒の発生原因となっています。

ゆっくりと冷却すると「ウェルシュ菌」は55℃くらいから急速に増殖することが知られています。


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「ウェルシュ菌」で食中毒が起きやすい料理は?

肉類、魚介類、野菜を使用した煮込み料理に多く発生しています。



煮物、カレー、肉の煮込み、シチュー類、肉じゃがなど。

筑前煮や煮込みハンバーグなど、とろみのある料理にも注意が必要です。




食べる日の前日に加熱調理され、器のまま室温で冷ましていた例が多く見られます。

一度に大量の食事を調理した給食施設などで発生することから「給食病」とも呼ばれているそうです。

「ウェルシュ菌」による症状は?

潜伏期間は、約6~18時間(平均10時間)

腹痛と下痢を起こします。

発熱や嘔吐はほとんどみられません。

下腹部がはることが多い。

ほとんどの場合、発症後1~2日で回復します。

基礎疾患のある患者、子供、高齢者ではまれに重症化するので注意は必要です。

「ウェルシュ菌」で食中毒にならない予防方法は?

「ウェルシュ菌」耐熱性芽胞は、100℃で1~6時間の過熱に耐えると言われています。

通常の加熱調理では食品中の菌を死滅できません。

菌を増やさないためには
・調理後すぐ食べる
・底の浅い容器に小分けにして冷蔵・冷凍庫で保存
・再加熱の時は、よくかき混ぜて加熱する

が最も有効な手段です。

食中毒って夏などの暑い季節に発生しやすいものだと思っていました。

気温に関係なく、食中毒になりやすい「菌」もあると今回認識できました。

そういう食中毒の菌もあるんだということで、特性を覚えておくと良いですね。

煮込み料理を寝かす時は、小分けにして冷蔵庫!

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