こんにちは 永希(とき)です。
毎日放送の「情熱大陸」で青森大学、男子新体操部監督の中田吉光さんの事が放送されます。
女子の新体操に比べて、男子新体操は注目度がちょっと落ちますよね。
女子がキラキラしているので、対照的です(^^;
でも、きれいな身体のラインを保ちながら、シンクロさせる技術は大変なものだと思うんです。
リオデジャネイロ五輪で行われた閉会式で、青森大学男子新体操部のメンバー20人がパフォーマンスで注目を浴びました。
青森山田高校の男子新体操部は、テレビで紹介されているのを観たことがあるのですが、青森大学新体操部は知りませんでした。
青森大学新体操部を指導されている中田吉光監督について調べてみました。
中田吉光(青森大学男子新体操監督)のプロフィールは?
中田 吉光(なかた よしみつ)
生年月日:1966年1月生まれ。
学生時代1986・1987年、全日本新体操選手権大会で優勝する。
1988年より指導者としてスタートし、インターハイ、全国選抜大会、国体等の全国大会で優勝5回、準優勝10回を数える。
2002年より青森大学の監督に就任。全日本学生新体操選手権大会前人未到の14連覇中、全日本新体操選手権大会でも2年連続11度目の優勝に導く。
また2011年より(公財)日本体操協会男子新体操委員会委員長、現在専門アドバイザーに抜擢され、名実ともに男子新体操界のリーダーとして牽引している。
また、競技力の向上だけでなく男子新体操の魅力を世論に広める活動として、地域社会や学校での講演(演技)会、TV出演、舞台公演等、国内のみならず海外からも招待を受けるなど注目をされている。
出典:青森大学ホームページ http://www.aomori-u.ac.jp/
次回はリオ五輪閉幕式で大喝采!一糸乱れぬダイナミックかつ美しいパフォーマンスで大絶賛された青森大学男子新体操部の選手たち。彼らを育てた“ちょっぴりコワモテ”熱血指導者の魅力とその秘密に迫ります。4/2夜11時からです。#情熱大陸 #jounetsu #mbs #tbs #中田吉光 pic.twitter.com/CCTrGT0snX
— 情熱大陸 (@jounetsu) 2017年3月27日
中田吉光の出身大学は?以前に指導していた高校は?
中田吉光監督は、中学1年生で新体操を始め、国士館大学体育学部体育学科を卒業されています。
野球少年から転向して、新体操を始めました。
でも中田吉光督は、「自分は新体操をやっている」と言うのが恥ずかしかったそうです。
その頃は、「新体操」というと女子新体操しか認知されていませんでした。
女子新体操と同じ種目を競技すると思われる事が多かったのです。
国士館大学在学中は、全日本新体操選手権大会二連覇。
大学卒業後は、香川県の県立坂出工業高校で教職に就きました。
こちらの高校で新体操部の監督として全国大会優勝5回、準優勝10回に導きました。
2002年、同好会しかなかった青森大学に新体操部を創設し、監督に就任して現在に至ります。
現在約40人の部員が在籍。
★全日本学生新体操選手権大会(全日本インカレ)前人未到の14連覇中。
★全日本新体操選手権大会では2年連続11度目の優勝。
男子新体操界の王者ですね!
2016全日本インカレ第1位 青森大学の演技です。
[ad#]青森大学男子新体操OBプロ集団「BLUE TOKYO」
女子の新体操競技とは違い、男子新体操は日本発祥の競技です。
原型は「団体徒手体操」戦前から存在していました。
競技人口は女子が1万人を超えても、男子は常に1000人前後。
2008年を最後に国体の種目から外されてしまいました(休止扱い)。
海外ではさらに少なく、国際試合もありません。
中田吉光監督は、男子新体操の危機を感じたそうです。
男子新体操の未来を創るため、大学へ職を変え改革をはじめました。
青森大学新体操部のOBで作るプロ集団「BLUE TOKYO」を設立。
メンバーは有名アーティストのバックダンサーやシルクドソレイユでも活躍しています。
「BLUE TOKYO」紹介[PV] BLUE TOKYO from AOMORI, JAPAN
さらに、男子新体操のキッズチームとして活躍する「BLUE TOKYO KIDS」を設立。
たった3人の同好会から青森大学のチームのスタートでした。
2003年からはまだ参加国は少ないですが国際試合も開催されるようになってきました。
確実に男子新体操の存在を国内外にアピールしています。
新体操も機械体操も女子の方が華やかなので、話題になりがちです。
でも、スピードを生かした躍動感のある、ダイナミックでアクロバティックな演技が魅力です。
青森大学の選手は、中田吉光監督の厳しい指導に耐えながら、頑張っています。
その様子をテレビで観られるので今から楽しみです♪