和菓子の日のイベントはいつ?2018年の販売店の紹介と記念日の由来も








こんにちは 永希(とき)です。

突然ですが、和菓子と洋菓子どちらがお好きですか?

私の場合は、どちらも好き!なのですがw
最近は、どちらかというと和菓子を選ぶことが増えました。

一時期、洋菓子作り、和菓子作りにハマッていて
材料を比べてみると、洋菓子は、バターや生クリーム、
カスタードクリーム、チーズなどなど、ちょっと太りやすい
材料が多いように思います(^^;

和菓子は、餡が甘い時もありますが、作り方はシンプル。
最近は、洋菓子のようにフルーツを使った和菓子が増えて
きましたよね(^^)

洋菓子よりは、自然に近く健康に良いというイメージが
ありますがどうでしょうか?

そんな和菓子なのですが、和菓子の日があるということを
最近知りました。

イベントもあるそうなので調べてみました。

和菓子の日はいつ?

和菓子の日は、毎年6月16日です。

全国和菓子協会が昭和54年(1979年)に制定しました。

6月16日にも意味があります。

次に和菓子の日が制定された由来をお伝えしますね。

和菓子の日の由来は?

平安中期の元号が「承和」の頃、国内に疫病が蔓延しました。

仁明(にんみょう)天皇が疫病退散を祈念するために元号を
「嘉祥(かしょう)」と改元。

嘉祥元年(848年)仁明天皇は、御神託に基づいて
6月16日、16の数にちなんで16個の菓子や餅を神前に供えて
疾病よけと健康招福を祈りました。

仁明天皇のこの祈願がきっかけで、6月16日に厄除け・招福を
願ってお菓子を食べる「嘉祥(かじょう)菓子」の行事が出来ました。

江戸時代には、徳川幕府が6月16日に「嘉祥」の日と制定するほど
盛大に嘉祥の賀儀を行っていました。

庶民も銭16文で16個の菓子を買って無言で食べる風習となりました。

平安時代から江戸時代まで形を少しずつ変えながら「嘉祥菓子」の行事が
継続されていたんですね。

嘉祥菓子とはどんなお菓子?

御神託があったとはいえ、厄除け・招福で16個もお菓子やお餅などを
食べるのはちょっと大変!ときっと昔の人も思ったことでしょうw

江戸時代には、16個が1と6を足して7個の和菓子やお餅ということに
なっていたそうですよ。

7個のお菓子を「七嘉祥」と呼ぶそうです。

「嘉祥菓子」には特にこのお菓子!という決まりはないそうで
1年に1度の行事になりますから、それぞれ和菓子屋で個性を
出してるかもしれませんね。

明治以降は、江戸時代のような行事が廃れてしまっていましたが
「和菓子の日」が制定されて、1番最初に「嘉祥菓子」を復活
させたのが東京の「とらや」です。

「とらや」は、江戸時代の頃から宮中に「嘉祥菓子」を納めていた
そうで和菓子の日には、限定販売します。

和菓子の日のイベントは?

和菓子の日と制定されたとはいえ、バレンタインデーやホワイト
デーには、まだまだ弱く知名度も今ひとつという感じ(^^;

ということで6月16日は色々な和菓子に関するイベントが催さ
れます。

関西の販売店と嘉祥菓子

阪急「西院」駅の西側にある「養老軒」で「嘉祥菓子」が販売されます。

1931(昭和6)年創業の和菓子のお店になります。

看板商品はフルーツ大福ですが、籠に入った可愛い「嘉祥菓子」が
6月15日・16日に販売されます。


出典:京都いいとこブログ

デパチカスイーツには欠かせないお店「たねや」では、
6月16日限定で「吉兆嘉祥(きっしょうかじょう)」を販売しています。

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可愛い和菓子ですね!こしあんです。

大阪では、6月16日に「笑わず餅」という和菓子を頂く風習があります。

私は、大阪で働いていいた時期が長いのですけれど、「笑わず餅」って
初めて聞きました。

大阪府生菓子組合の青年部で10年ほど前に考案されたそうです。

和菓子を盛り上げようという事で、けっこう最近出来たんですねw

「笑わず餅」は、古来から厄除けや暑気(しょき)払いの効果があると
されている小豆やハトムギ、ミカンの皮、チョウジの花、山芋、クコの実
など「16種類の素材を取り込んいる」和菓子。

6月16日は「笑わず餅」を「笑わずに食べて」邪気払いという事です。

西区新町にある「廣井堂(ひろいどう)」では、6月16日あたりに
笑わず餅パック入り380円
笑わず餅カップ入り260円が販売されています。

「和菓子の日」大阪市内にある和菓子屋さんで「笑わず餅」を
探してみるのも楽しいかなって思いました。

東海の販売店と嘉祥菓子

愛知県にある文政元年創業の和菓子の老舗、「大口屋」

限定商品で販売されています。

関東の販売店と嘉祥菓子

和菓子の日に関東で販売している和菓子屋さんはやっぱり
「とらや」が有名です。

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江戸時代に御所へ納めたものの再現で、土器に盛られています。

『浅路飴』『伊賀餅』『桔梗餅』『源氏籬(げんじませ)』
『豊岡の里』『味噌松風』『武蔵野』の7種類です。

他にも「嘉祥蒸羊羹」

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「嘉祥饅頭」「福こばこ」が6月上旬から6月16日まで販売しています。

神社でのイベント

大阪では、大阪府生菓子協同組合青年クラブが
6月16日に大阪市中央区にある難波神社で「笑わず餅」の
献菓祭を行います。

「笑わず餅」200個と和菓子100個が配られるそうです。

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東京都渋谷区にある明治神宮では6月16日に一番近い週末になると、
明治神宮菓道敬神会の主催で和菓子を無料配布されます。

東京都千代田区にある赤坂日枝神社では山王祭が開催され、
6月16日には、「山王嘉祥祭 和菓子のまつり」で
練り切りという和菓子を神前で作り奉納します。

参拝者に上品な銭の形をした和菓子が配られます。

手作り和菓子教室

和菓子の日では、各地で手作り和菓子教室が開催されている
機会が増えいています。

新潟市中央区にある「砂丘館」でも毎年開催されています。

「嘉祥茶会」だそうです。

砂丘館しつらい教室講師による「嘉祥菓子と菓子型」のお話、
和菓子一級技能士指導による和菓子作り体験付きです。

6月16日が近づいてきたらお住まいの場所でも和菓子作り
教室が開催されているかもしれませんね。

和菓子を使って厄除け・招福祈願がされていたとは全く
知りませんでした(^^;

「和菓子の日」に和菓子屋さんに入ったらそのお店の
「嘉祥菓子」を探してみるのも楽しいかもしれません。

てっとり早いのはやっぱりデパ地下ですねw

個人的には16種類の自然素材を使用した「笑わず餅」を
一度食べてみないって思いました。




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