こんにちは 永希(とき)です。
歌舞伎を観に行くのが好きで、今年の前半は四国の金毘羅歌舞伎を始め、名古屋の平成中村座など色々と観に行きました。
歌舞伎は、やっぱり東京の方が、演目が多様ですし、歌舞伎座だけでなくいくつか劇場があるのでいつもうらやましく思っています。
今話題の市川海老蔵さんも名古屋で一度だけ拝見しました。
やはり、出てくるだけで華のある役者さんだと思いました。
歌舞伎役者によって、客層が変わるのが面白いですよ~。
市川海老蔵さんの劇場では、客層がちょっと派手だと思います(^^)
今月は歌舞伎座で市川海老蔵さんが出演されています。
息子の勸玄くんと宙乗りを披露するとのことで話題になっていますね。
駄右衛門花御所異聞のあらすじは?
正式には、
秋葉権現廻船語 通し狂言 駄右衛門花御所異聞 (だえもんはなのごしょいぶん)
というタイトルです。
通し狂言というのは、話の全幕を通して上演することです。
普通は、時間がかかりすぎるので、通しで見られる機会はあまりありません。
海老蔵さんが演じる大悪党の駄右衛門が絡むお家騒動の物語。
天下を手中に収めようとする駄右衛門の前に、海老蔵さんが役を兼ねる秋葉大権現が立ちはだかります。
宙乗りは大権現とその使いの白狐(びゃっこ)を演じた勸玄くん2人で披露しました。
4歳での宙乗りは歌舞伎史上、最年少となります。
白塗り姿の勸玄くんは、母の故小林麻央さんにソックリ!と評判です。
宙乗りでは、客席に向かって手を振る余裕がありました。
大物です(^^)
市川猿翁さんが、宙乗りを復活させた時は「ケレン」と言われて、少し蔑んだ見方をされていた時代があります。
歌舞伎の頂点「市川」家が宙乗りをするということは、スゴイことだと私は思ってます。
勸玄くんはまだ、本名での出演「お目見得」ですが、八代目市川新之助を襲名するのも、もう間もなくでしょうね。