こんにちは 永希(とき)です。
栃木県那須町湯本のスキー場付近で登山講習会に参加していた大田原高山岳部の生徒ら8人が死亡した雪崩事故のニュースを見るたびに心が痛みます。
犠牲者のお父様のインタビューでは、悲しみをこらえて淡々と語られる姿が涙を誘います。
将来ある7人の高校生の未来を奪ってしまった今回の事故。
日がたつにつれて「人災」ではないかと言われるようになってきました。
責任者の記者会見をテレビで観たんですけれど、言いようのない怒りを感じました。
責任者についてちょっと調べてみました。
大田原高校山岳部顧問の猪瀬修一の肩書は?
今回の登山講習会の責任者は、
猪瀬 修一(いのせしゅういち)
大田原高校山岳部顧問
栃木県高等学校体育連盟登山専門部の委員長
なんと!亡くなった8人の高校の山岳部顧問じゃないですか。
亡くなった引率した教諭は自分の部下だし、亡くなった生徒達は自分の教え子ですよね?
なんで、記者会見でこの人から反省や悲しみが感じられないのでしょうか?
漫才コンビ「U字工事」は、大田原高校の卒業生だそうです。
しかも、「ごめんね、ごめんね~」のギャグの益子卓郎さんは、高校3年間山岳部でした。
ブログで悲しみを綴ってらっしゃいました。
猪瀬修一(大田原高校山岳部顧問)の雪崩事故当日の行動は?
午前7時半頃に生徒に同行している教員との相談で登山を中止し、ラッセル訓練を決定。
那須の雪崩事故。講習会を主宰した猪瀬修一教諭の記者会見。
3人で経験則で判断と。
猪瀬教諭も副委員長も経験なし。判断は山岳部の顧問で「登山は無理、ラッセルは可能」と。雪崩注意報の中、ここには「雪崩」を考慮していない。
ラッセル訓練を少し山から離れた場所でやっていたら事故はなかった— ひろみょん♪ (@kumamushiahan) 2017年3月30日
経験なしなんだ!
記者会見で「100%雪崩が起きない場所で訓練」って言い切ってましたよね?!
自然界相手に100%は無いのに、よくそんな事が記者会見で堂々と言えたもんだわね。
猪瀬氏は雪崩発生当時、本部を設置したロッジで待機していました。
事故を知ったのは、本部に来た教員からの報告だったそうです。
なぜ事故を知ったのが本部に来た教員からの報告?
@po_pi_kun 猪瀬修一委員長は無線機あったけど片づけしてる最中に事故が起きた9時ごろ車に無線機を置きっぱなしにして肝心な時に出られなかった話は知ってた?
— 柊とんそく@ワサラー団 (@tonsoku_g) 2017年3月30日
雪崩の発生時から45分経って連絡かついた。携帯や無線(駐車場の車中に置きっぱ)ではなく、斜面から教師の一人が下りて知らせるまでかかった。責任者の猪瀬修一は宿泊費の清算していたと。まるで無反省に見える。仮に即応したとして何人が生きたかは分からぬが、備える気さえなかったことは明らか。
— 茶畑の健ちゃん (@tyabaken114) 2017年3月29日
責任者なのに無線機置きっぱなしでいったいどちらへ?
[ad#]大田原高校山岳部顧問の猪瀬修一についての感想
テレビで何気なく記者会見を見て違和感を感じて調べたら、やっぱり私と同じような気持ちになっている人がたくさんいました。
太田原高校教員、講習会責任者※
猪瀬修一 委員長
「そのときは絶対安全だと思った」
「さほど危険ではないと判断」
「こういう事態になったので反省しなければならないと思う」「俺たち正しかったけど運が悪かった」スタンスね( ¯• ω •¯ )
※高校体育連盟登山専門部 #雪崩
— スネ:@utomata( ◤ω ▀ ) (@0snake) 2017年3月29日
猪瀬修一顧問の「だったのかな」の言い方が他人事すぎて腹立つ。自分は旅館?でまったり?
— しげみこ (@miyou0122) 2017年3月29日
猪瀬修一委員長っていう人、何で笑顔交じりの会見なんでしょうか?
異様な会見に見えました。#大田原高校#猪瀬修一#雪崩事故— なぜ (@clover22662266) 2017年3月29日
https://t.co/kRkQF2qBg9 #Yahooニュース
俺が猪瀬修一氏だったら、この先生きていける自信がないわ。予測で8人の若い命を奪った罪は計り知れないね。
— ホエイ (@kinniku_up) 2017年3月29日
猪瀬修一先生、にやついてるとか書かれてるけど極度に緊張した人の顔に見えるんだが。。教え子と思わしき人たちのツイートを見ると、とても良い先生だったのは確かなんだろうなあ。なんか、切ない。
— ☺︎ (@nikki_letsgo) 2017年3月29日
猪瀬修一氏の教え子の人からのコメントもありました。
教諭としては良い先生だったようですね。
雪崩事故の責任者、猪瀬修一氏は俺の高校の担任でした(´Д` )
山登りを教えてくれた恩師がこんなことになるなんて。
ショック。 https://t.co/122rPf6NVs
— ラブホ清掃員A (@love_hotel_03) 2017年3月29日
日頃、猪瀬修一先生に教わってきた身としては、本人が一番辛いのに大変だなと思う、しかし、客観的に見ると、先生にも非があると思う。ただ、猪瀬先生が、一番悔しいだろうよ。#大田原高校#雪崩 #記者会見 #猪瀬修一
— 笑顔 (@NRShBaJkiQ9vMRS) 2017年3月29日
猪瀬先生
今日の保護者説明会では泣きながらも「皆様の質問に全てお答えします!」と言っていた。普通ならそこで保護者から厳しい質問等あるかもしれないが、今回は、誰一人質問をしなかったそうだ。#大田原高校 #雪崩 #猪瀬修一 #真実— 笑顔 (@NRShBaJkiQ9vMRS) 2017年3月29日
私はこの方↓の意見と同意見だな…。
猪瀬先生は人柄は良いのだろうが、ただ話が別、これまでの経験からこの日の判断を誤った責任と罪は思い。結果、8人の死亡。自分が引率しついてきた生徒らが死んだ。生きている親も苦しみ続ける。この現実から逃げることは許せない。#大田原高校 #雪崩事故 #猪瀬修一
— 雪。 (@ran_dora) 2017年3月29日
冬山登山について専門家の意見は?
事故の後にTVで専門家の人が色々と意見を言っているのを観ました。
おおかた、同じ意見だったように思いますがやっぱりアルピニストの野口健さんのコメントがしっくりきました。
なぜ、子供たちを現場に向かわせる前に山岳部顧問である教員を先発隊としてラッセル訓練現場に派遣させなかったのか?先発隊が雪の状態を確認した上で決断を下すべき。なぜ研修会の最高責任者が現場ではなく旅館にいたのか。https://t.co/M0Mq2LKcV4 #Yahooニュース
— 野口健 (アルピニスト) (@kennoguchi0821) 2017年3月29日
なぜ「絶対安全」なのか。このスキー場で働いていた職員は「あの辺りはよく雪崩が起きている。もし私がいたら止めていただろう」上部に木の少ない茶臼岳。ラッセル訓練が行われたのは谷形状。雪崩の通り道になりやすい。https://t.co/9N61p3lqEV #Yahooニュース
— 野口健 (アルピニスト) (@kennoguchi0821) 2017年3月29日
「雪崩注意報」は一つの目安。雪崩注意報が発令されたからといって、全ての場所が同じように危険なわけではない。ただし「危険」か「セーフ」かを見極めるだけの力量が求められる。どんなに気をつけても時に遭難は避けられないが、しかし、今回の遭難は「避けられない遭難」であったのだろうか。
— 野口健 (アルピニスト) (@kennoguchi0821) 2017年3月27日
高校山岳部に外部の登山家をコーチとして入れた方がいいでしょう。学校の先生方が皆が皆、もちろん登山家というわけではない。僕の知り合いですが、山岳部の担当になり慌てて登山道具を買っている先生もいる。つまり完全に素人なわけです。人命が関わる活動なだけにプロを入れた方がいい。
— 野口健 (アルピニスト) (@kennoguchi0821) 2017年3月27日
これだけの高校生が一瞬にして雪崩に飲み込まれ犠牲となった。高校生といえば、これから、まだまだ、いくらでも世界を無限大に広げられたのに、残念で、無念で、悔しい。そしてかわいそうに。
— 野口健 (アルピニスト) (@kennoguchi0821) 2017年3月27日
今日のニュースでは、犠牲者の方のお葬式の映像が流れていました。
後輩や同級生が涙を流しながら故人の思い出を語っている姿を見てもらい泣き…。
この事故を絶対に教訓にして二度と同じ事故が起こりませんように。