ヴィンセント・ゾウ(フィギュア)家族や学校は?怪我についても








こんにちは 永希(とき)です。

2017年世界フィギュアスケート選手権の羽生結弦選手のフリープログラムの演技は圧巻でした。

TVで観ている者に異次元の世界を見せてくれたような、そんな感じ。

ご本人も、不思議な感覚をインタビューで答えてらっしゃいましたね。

本当に素晴らしい演技を観る事が出来てシアワセです。

世界選手権を逆転で優勝したので、期待は必然的に2018年に韓国で開かれる平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックの金メダルへの期待ですよね。

でも、そう簡単に金メダルは獲れないかもしれません。

ライバルのネイサン・チェンがアメリカ国内ジュニア時代に一緒に戦っていた天才がまだいますよ~。

しっかり2017年世界ジュニア選手権でロシア勢を押さえて優勝しています。

どんな選手なのか調べてみました。

ヴィンセント・ゾウのプロフィールは?

ヴィンセント・ゾウ(Vincent Zhou・周知方)

生年月日:2000年10月25日(16才)
出身地:カリフォルニア州サンノゼ
身長:168cm
コーチ:タミー・ガンビル
クラブ:Broadmoor SC
コーチのタミー・ガンビルと一緒に

ヴィンセント・ゾウのパーソナルベストスコア

トータルスコア258.11(ISU世界ジュニア選手権2017)
ショートプログラム 80.53(ISU JGP横浜2016)
フリースケート 179.24(ISU世界ジュニア選手権2017)

ヴィンセント・ゾウの2016-2017シーズンプログラム使用曲

・ショートプログラム 「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」振付:ドリュー・ミーキンス
・フリースケート テレビドラマ「ジョニー・スタッカート」より 振付:デヴィッド・ウィルソン

ヴィンセント・ゾウのこれまでの主な成績

2016-2017シーズン
2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(台北)優勝
2017年ババリアンオープン(オーベルストドルフ)優勝
2017全米フィギュアスケート選手権(カンザスシティ)2位
2016ISUチャレンジャーシリーズ 2016年ゴールデンスピン(ザグレブ)棄権
2016ISUジュニアグランプリ タリン杯(タリン)3位
2016ISUジュニアグランプリ 横浜(横浜)2位

2015-2016シーズン
2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(デブレツェン)5位
2016全米フィギュアスケート選手権(セントポール)8位
2015/2016 ISUジュニアグランプリファイナル(バルセロナ)4位
2015ISUジュニアグランプリ オーストリア杯(リンツ)2位
2015ISUジュニアグランプリ J&Tバンカ(ブラチスラヴァ)2位

2012-2013シーズン
2013ガルデナスプリング杯 ノービスクラス(ガルデナ)優勝
2013全米フィギュアスケート選手権 ジュニアクラス(オマハ)優勝

2011-2012シーズン
2012全米フィギュアスケート選手権 ノービスクラス(サンノゼ)優勝

現在、16才ですが途中で大きなケガがあって、出遅れてしまいました。

ケガがなければ、今シーズンにネイサン・チェンと共にシニア大会に出場していてもおかしくない逸材です。

ヴィンセント・ゾウの家族や中学高校は?

ヴィンセント・ゾウ選手は、カリフォルニア州サンノゼで生まれました。

両親はどちらも中国出身で、母親(フェイ・ゲー)は、コンピュータ科学者で、シリコンバレーで勤務していました。

姉のビビアンは、バイオリニストです。

こちらは子供の頃の家族写真かな?と思います。

2才半の時にパロアルトへ家族と共に引越ししました。

パロアルトは、カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリア地域内のサンタクララ郡にある都市です。

シリコンバレーの北部端にあり、複数のハイテク企業の本拠地です。

近くには、スタンフォード大学があります。

小学校は公立学校のハーバート・フーヴァー小学校に通学していました。

フィギュアスケートもしていましたが、サッカー、バスケットボール、水泳など色々なスポーツをしていたそうです。

フィギュアスケートへの興味をもったのは、5才半の時に地元のスケートリンクで友人の誕生日パーティーがきっかけです。

幼い頃から、地元でフィギュアスケートの個人レッスンを受けていました。

レベルに合わせてコーチが変りましたが、急速なレベルアップで、サンフランシスコで世界クラスのコーチを探すことが出来なくなりました。

当時は、バロアルトに住んでいたので、優秀なコーチがいなかったそうです。

カリフォルニア州リバーダイドのタミー・ギャンビルが、国内外の多くのチャンピオンを指導している事を知りました。

9歳から、タミー・ギャンビルに師事しました。

カリフォルニア州リバーサイドのオールスターフィギュアスケートクラブのメンバーとなります。

ところが、住んでいるパロアルトからリバーダイドまで車で6時間半かかります。

母親は、フィギュアスケートの練習と教育を優先に考えて、2009年12月に仕事を辞めました。

父親と姉はパロアルトに残り、日曜日にリバーダイドへ移動し、金曜日にパロアルトに戻るという生活を選択しました。

学校は、オンラインスクール(Connections Academy)に切り替えました。

母親は勉強の方でサポートします。

厳しい練習と学業を両立していて、学業においてとても優秀で数々の奨学金の賞を受賞。

オバマ大統領から「教育優秀大統領賞」も受賞しています。

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ヴィンセント・ゾウの怪我について

2013から14シーズン、シニアレベルでのスケートを意識していましたが、怪我のためにシーズンを逃しました。

2010年頃から膝の調子が悪いという事は感じていたようで、本人は「腱炎」だと思っていたそうです。

すぐに、右膝の外側半月板および円盤状半月板を損傷して、手術とリハビリために2014-15年のシーズンは活動できませんでした。

2015年の春に、コロラドスプリングスにある、ブロードムーアスケートクラブでトム・ザカライセックベッキーカルバンの下でトレーニングを始めました。

2015年5月、サンタフェスケートフェストでようやく競技会にもどれました。

2016-17シーズン前にタミー・ガンビルにコーチに戻りました。

2017年世界ジュニア選手権では、ついに念願の優勝です。

才能に恵まれていましたが、母親のサポートがあったとはいえ、家族が離れ離れになり、練習拠点での住む家も最初は酷くて苦労はされたようです。

羽生結弦選手も、東日本大震災で苦労された経験があります。

そういう苦労の経験があると、大きな大会で大きな結果を残せるのかな?とも思います。